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DE15 1003
DE15 1003(庄)  小牛田運輸区、1991年11月 4日
DE15形1000番代(DE15 1001〜1006)
 DE10形1000番代(SG搭載)を基本に新製された単頭式複線形ラッセル式除雪機関車で、1971〜1973(昭和46〜48)年に日本車輌で6両製造された。1350PS級機関(DML61ZB〈1350PS/1550rpm〉)を1台搭載したDE10形1000番代と同様の車体となっているが、台車付きで油圧により旋回可能な複線形ラッセル式除雪ヘッド(脱着式)が取り付けられている。夏場は除雪ヘッドを取り外し入換用として使用可能となっているが、キャブ前面の中央上部と端梁2カ所に除雪ヘッドとの連結装置が設けられている。製造当初は単頭式とのため折返し駅で除雪ヘッドを台車を支点に180゜旋回して使用していたが、折返し作業軽減のため 後に3両(DE15 1002, 1004, 1006)については除雪ヘッドを新製または他車からの流用により両頭化され(1002号機は単線形除雪ヘッドを取り付け DE15形2050番代に改番)、1両(DE15 1003)については除雪ヘッドを山形新幹線用のDD18形へ供出した。現在は両頭化された2両が長岡と福井に在籍するのみとなっている。


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