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キハ47 41
キハ47 41(米トリ   鳥取駅、2001年 2月26日
キハ47形0番代(キハ47 1〜193)
 一般形キハ40系気動車の2扉セミクロスシート車として登場したキハ47形の暖地向け便所付きグループで、1978〜1982(昭和53〜57)年に富士重工業、新潟鉄工所で193両製造された。車体構造は キハ40形を基本としているが、車内設備はキハ45形などと同様にセミクロスシートとなっており、出入口は2カ所設けられいる。後位には便所が設置されており、屋根上には水タンクが搭載されてる(便所無しはキハ47形1000番代)。機関は220PS(1600rpm)のDMF15HSAを1台搭載、台車はDT22D(TR51C)を使用している。北海道、東北、北陸地区を除く全国に配置され キハ40形などとともに長らく使用されているが、大形車体の割に機関出力が小さいためJR移行後は機関の換装や改造が行われ、キハ47形2000番代(23両、JR西日本)、キハ47形5000番代(2両、JR東海)、キハ47形5000番代(4両、JR九州)、キハ47形8000番代(9両、JR九州)、キハ147形0番代(17両、JR九州)が登場している。その他に運転台を増設して5両がキハ41形(JR西日本)に改造されたが、現在でも山陰、四国、九州地区を中心にローカル運用で使用されている。


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