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クハ182-2
クハ188-102(長ナノ  軽井沢駅、1988年 8月 5日
クハ188形100番代(クハ188-101, 102)
 1986(昭和61)年11月のダイヤ改正において特急「あさま」の短編成化・増発により不足する制御車(先頭車)を補うために481系交直流電車の付随車サハ481形100番代を奇数向き先頭車に改造した車両で、1986(昭和61)年に長野工で2両が改造された。改造では 後位側車端部(客席部分)を台枠ごと切断し、クハ189形0番代に準じた非貫通式の先頭部(新品)を接合している。クハ182形0番代では残置されていた出入台横の車販準備室を客室化してクハ189形と同一の定員(56名)を確保しており、方向幕は便所・洗面所部分から出入台横の客窓上部に移設している。信越本線横川〜軽井沢間において補機EF63形と協調運転をするための機能を備えており、抑圧発電ブレーキ故障に備えて抑圧弁を追設している。コンプレッサー(C2000)はこれまでの床下から運転台下部に移設し、容量210kVAの電動発電機を床下に設置している。長野に配属されて特急「あさま」に使用されたが、1999(平成11)年にクハ188-101が廃車となったが、現在は残ったクハ188-102が長野〜直江津間の「妙高」で使用されている。。


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