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クハ415-1901
クハ415-1901(水カツ  石岡駅、2005年 5月14日
クハ415形1900番代(クハ415-1901)
 通勤時間帯の普通列車の混雑緩和および着席サービス向上のために常磐線に試験的に導入された車両で、1991(平成3)年に日本車輌で1両製造された。基本構造は先に登場したサロ124形と同様に車端部は平屋構造、台車間は2階建てで客室を配した構造となっているが、客席は固定クロスシート(ボックスシート)と出入扉付近のロングシートからなっており、2階席は定員増のために2+3列のシートが採用されている(座席定員116名)。台車は415系1500番代で採用されているボルスタレス台車 TR235Cを改良して乗り心地を向上させたTR235Hを使用している。冷房装置はAU714を車端部に2台搭載している。勝田に配置され 常磐線上野〜勝田間で使用されている(2005年6月現在)が、2005(平成17)年7月9日のダイヤ改正で定期運用を離脱する予定となっている。


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