今週の形式写真
BACK】 【HOME

クハ455-701
クハ455-701(金サワ  敦賀駅、2001年 4月29日
クハ455形700番代(クハ455-701, 702)
 北陸本線向けの近郊形413系交直流電車に連結する偶数向き制御車(Tc')として急行形455系交直流電車サハ455形を先頭車化した車両で、1986(昭和61)年と1988(昭和61)年に松任工で2両改造された。改造では 前位側車端部(出入台、座席部分)を台枠ごと切断し、クハ412形と同様の先頭部(新品)を接合しているが、全長を近郊形車両の先頭車(20,000mm)と合わせるため20,040mmとしているため(クハ455形0番代の全長は20,500mm)、運転台助手席後部の小窓と前位側出入扉の戸袋窓が省略されている。車内設備は編成を組む413系電車と揃えるため、座席は車体中央部の8ボックス分のみクロスシートを残して出入台付近をロングシート化し(座席68名/定員116名)、出入台仕切を撤去して防風対策としてソデ仕切を設置し、戸閉機構を半自動方式に変更している。後位側の客窓上部に方向幕を設置しており、その部分の客窓を固定(Hゴム)化している。冷房装置は種車のAU13Eを6台搭載しており、台車は種車のTR69Bを使用している。金沢に配置され、413系電車の3両編成に組み込まれ 主に北陸本線長浜〜直江津間で使用されている。


HOME】 【BACK (C)Copyright 1999-2005 Masahiro Ito. All rights reserved.