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クモハ103-151
クモハ103-151(東マト   木下駅、2002年 2月11日
クモハ103形0番代(クモハ103-1〜155)
 京浜東北線の103系化に伴いクハ103形500番代とともに登場した103系直流電車の制御電動車(Mc)で、1965〜1968(昭和40〜43)年に汽車製造、東急車輌、近畿車輌、川崎車輌、日本車輌、帝国車輌で155両製造された。車体構造は中間電動車モハ103形0番代を基本として、前位側にクハ103形0番代と同様の運転台を組み合わせた構造となっている(定員136名)。主電動機は110kWのMT55となっており、台車はモハ103形と同じDT33を使用している。製造当初は非冷房であったが、後に冷房化され集中形冷房装置AU75が1台取り付けられ、JR化後に冷房化された一部の車両は分散形冷房装置AU712などが取り付けられた。浦和、蒲田、下十条、松戸に新製配置され 主に京浜東北線、常磐線上野〜取手間で使用され、後に仙石線、青梅線、南武線、横浜線、阪和線など各地の通勤路線で長らく使用されたが、最近は老朽化などにより廃車が進み、現在は主に宮城野、松戸、中原、奈良、日根野に在籍するのみとなっている。


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