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モハ103-4
モハ103-4(西トタ  青梅駅、1984年 -月 -日
モハ103形0番代(モハ103-1〜793)
 モハ103形900番代(初代モハ103形0番代からの改番)に続く量産車として登場した中間電動車(M)で、1964〜84(昭和39〜59)年に日本車輌、東急車輌、川崎車輌(川崎重工業)、汽車製造、近畿車輛、帝国車輌で793両が製造された。先に登場した試作車モハ103形900番代を基本に量産化されているが、101系と同じであった引き通し線を変更し、台車をDT26CからDT33に変更している。モハ103-1〜278は非冷房で登場したが、モハ103-279〜281は試作冷房車として集中形冷房装置AU73XまたはAU74X、AU75Xを屋根上に1台取り付け、側窓をユニットサッシに変更している。モハ103-282〜330はユニットサッシ・非冷房車として登場したが、モハ103-331以降は量産冷房車として集中形冷房装置AU75AまたはAU75B、AU75Eが1台取り付けられ、後位側に行先表示器が追加された。登場時に非冷房車だった車両の多くがJR化後に冷房化され、一部の車両については分散形冷房装置のAU712やAU711A、WAU102などが取り付けられた。山手線、京浜東北線、中央・総武緩行線、常磐線上野〜取手間、大阪環状線などの通勤路線に集中投入され、後に仙石線、青梅線、南武線などの各路線でも長らく使用されたが、現在は主に森ノ宮、奈良、日根野、広島などJR西日本地区を中心に在籍するのみとなっている。


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