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オハネフ25 156
オハネフ25 156(熊クマ  大分駅、1994年 5月 4日
オハネフ25形100番代(オハネフ25 101〜157)
 24系客車のB寝台緩急車オハネフ25形のうち改良形として登場したグループで、1976〜1977(昭和51〜52)年に新潟鉄工所、富士重工業で57両製造された。寝台設備はこれまでのオハネフ25形と同様に2段寝台となっているが、寝台の設置と解体作業を省力化するために寝台上段が固定化され、寝台側客窓のみ上下寸法が小さくなっている(定員32名)。後位側妻面(車掌室)は切妻形に変更され、方向転換が不可能な片栓構造となり 奇数向き(東海道本線では東京方)に統一された(それまでのオハネフ25形0番代は両栓構造)。冷房装置は屋根上の車端部にAU77を2台搭載しており、台車はTR217Cを使用している。品川、広島、下関に新製配置され 東京〜九州間の寝台特急「あさかぜ」「はやぶさ」「富士」などで使用され、その後は北海道、四国を除く全国の寝台特急で使用された。1990(平成2)年に寝台特急「瀬戸」「あさかぜ」用として3両がオハネフ25形300番代 に改造され、1991(平成3)年に寝台特急「なは」用として2両がオハネフ25形2100番代 に改造され、現在は38両が青森、尾久、宮原、下関、熊本、鹿児島に在籍し 上野〜青森間や東京〜九州間の寝台特急に使用されている。


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