 今週の形式写真 |
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| スヤ11形（スヤ11 2001） |
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| 1970（昭和45）年に日本車輌で製造された強度振動試験車で、走行中の車両各部の荷重、振動加速度、横圧特性（脱線係数）、温度圧力などを試験測定するための試験車である。車内は前位から順に工作室、測定室、データー処理室、成績整理室、暗室、車掌室が配置されており、測定室にはキロポスト観測用の出窓が設けられている。屋根上には分散形冷房装置AU13Aが5台取り付けられており、床下には冷房および測定用電源としてディーゼル発電機（キハ65形と同じ DM83A）が取り付けられている。台車は150km/h走行が可能なTR221を使用しており、客車初のディスクブレーキ付き台車で、さらに車両両端の２軸には車輪軸負荷測定用のスポーク車輪が取り付けられている。尾久に新製配置され新形機関車の性能試験に使用されたが、JR移行直前の1987（昭和62）年に廃車となり形式消滅した。 |
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