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◆キハ58 (Part1)
キハ58 | 1〜312 |
401〜799, 1000〜1052(長大編成対応車) | |
801〜819(修学旅行用) | |
1101〜1143(モデルチェンジ車) | |
1501〜1534(寒地向け、モデルチェンジ車) | |
5001〜5007(旧キハ58400番代、リクライニングシート改造車) | |
キハ58 1〜312はキハ28形0番代などとともに登場した初期のグループで、1961〜1963(昭和36〜38)年に新潟鉄工所、日本車輌、東急車輌、富士重工業で312両製造された。基本設計はキハ28形0番代と共通で2扉クロスシートとなっているが(定員84名)、機関は180PS(1,500rpm)のDMH17Hを2台搭載している。台車はDT22Aを使用している。1988〜1989(昭和63〜平成元)年にジョイフルトレイン「リゾートサルーン・フェスタ」用のキロ59形550番代(2両)、「ビバ・ウエスト」用のキハ59形500番代(1両)、「ジョイフルトレイン長崎」用のキハ58形7000番代(1両)、「ふれあいGO」用のキハ58形8000番代(1両)へ改造され、1991〜1992(平成3〜4)年には播但線用のロングシート改造車にキハ58形5500番代(4両)、急行「丹後」用のアコモ改造車キハ58形7200番代(2両)へ改造された。その他にも改番を伴わない改造として、ジョイフルトレイン化改造やワンマン化、セミクロスシート化、機関換装などが施された。北海道を除く全国の急行でキハ28形、キロ28形などとともに長らく使用され、その後は急行列車の特急化などにより普通列車などに転用されたが、最近は老朽化などにより廃車が進み、現在は37両が主にJR東日本、JR西日本、JR九州に在籍するのみとなっている。 キハ58 401〜799,1000〜1052は キハ28形300番代などとともに長大編成対応車として登場したグループで、1963〜1967(昭和38〜42)年に日本車輌、新潟鉄工所、東急車輌、富士重工業、帝国車輌で452両製造された。車体構造はキハ58形0番代を基本としているが、キハ28形300番代などと同様に ブレーキ引通し回路の追加、ブレーキ制御機器、電磁ブレーキ用遮断機の取り付けなどが施されている。機関は180PS(1,500rpm)のDMH17Hを2台搭載し、キハ58 401〜440はDT22A台車を使用しており、キハ58 441以降はDT22C台車を使用している。北海道を除く全国の急行でキハ28形、キロ28形などとともに長らく使用され、その後は急行列車の特急化などにより普通列車などに転用されたが、1973(昭和48)年以降はジョイフルトレインなどの種車として50両以上が他形式などへ改造され、また最近は老朽化などにより廃車が進み、現在は95両が主にJR東日本、JR西日本、JR九州に在籍するのみとなっている。 キハ58 801〜819は キハ28形800番代とともに修学旅行用として登場したグループで、1962〜1963(昭和37〜38)年に東急車輌、帝国車輌で19両製造された。車体構造はキハ58形0番代を基本としているが、キハ28形800番代と同様に 客室のクロスシートには折り畳み式のテーブルが取り付けられ、出入台には補助椅子が設置されている。機関は180PS(1,500rpm)のDMH17Hを2台搭載し、台車はDT22Aを使用している。製造当初は 黄色5号に朱色3号の修学旅行色であったが、後に冷房化され分散形冷房装置AU13Eが5台取り付けられ、塗色も165系直流電車と同様の湘南色へ変更された。山形、直方などに配置されキハ28形800番代とともに長らく東北、九州地区の修学旅行列車に使用され、その後は普通列車などに転用されたが、JR移行直前の1987(昭和62)年までに廃車となり区分消滅した。 キハ58 1101〜1143は キハ28形1000番代などと同時期に登場した最終増備グループで、1968〜1969(昭和43〜44)年に新潟鉄工所、富士重工業で43両製造された。同時期に製造されたキハ58形1500番代と同様に 運転台窓がキハ45系と同じ曲面ガラスに変更され、前面下部には排障器が取り付けられている。冷房準備工事が施されているため、客室の通風器は強制通風方式に、出入台の通風器は吸込式に変更されている。機関は180PS(1,500rpm)のDMH17Hを2台搭載し、台車はDT22Cを使用している。1986(昭和61)年にジョイフルトレイン「ふれあいSUN-IN」「ふれあいパル」用のキロ59形500番代へ3両改造され、1987〜1989(昭和62〜平成元)年に「ほのぼのSUN-IN」「セイシェル」用のキロ59形500番代へ3両改造され、1988(昭和63)年に「サルーンエクスプレス」用のキハ58形7000番代へ1両改造され、1991(平成3)年に1両が快速「みえ」用のキハ58形5100番代へ改造された。新潟、房総地区の急行で使用され、電化後は主に山陰地区の急行に使用されたが、最近は老朽化などにより廃車が進み、現在は15両がJR西日本、JR九州に在籍するのみとなっている。 キハ58 1501〜1534は キハ28形500番代などと同時期に登場した最終増備グループで、1968(昭和43)年に日本車輌、富士重工業、新潟鉄工所で34両製造された。運転台窓がキハ45系と同じ曲面ガラスに変更され、前面下部には排障器が取り付けられているが、耐寒耐雪構造のため床下機器カバーが取り付けられ、温水管による機器類の保温対策などが施されている。機関は180PS(1,500rpm)のDMH17Hを2台搭載し、台車はDT22Cを使用している。主に東北地区の急行で使用され、その後は普通列車などに転用されたが、1985(昭和60)年にジョイフルトレイン「エレガンス・アッキー」用のキロ59形500番代へ2両改造され、また最近は老朽化などにより廃車が進み、現在は20両が主に南秋田、盛岡に在籍する。 キハ58 5001〜5007は 急行「由布」「火の山」の普通座席指定車用にアコモ改造したグループで、1985(昭和60)年に小倉工で7両改造された(1986〜1990年にリクライニングシート化改造が行われた車両は改番されなかった)。改造では 客室のクロスシートをグリーン車用の回転リクライニングシート(サロ481形からの発生品)に交換しており、キロ28形と同様の設備に変更されている(定員52名)。大分(一部は後に竹下へ転属)に配置され 急行「由布」「火の山」「えびの」で使用されたが、1992(平成4)年に急行「由布」「火の山」が特急化され、その後は長崎〜佐世保間の快速「シーサイドライナー」や波動輸送用に転用された。現在は快速「シーサイドライナー」用の3両が長崎に在籍するのみである。なお、JR東海にもキハ58形5000番代が存在するが、こちらは快速「みえ」のスピードアップ用改造車である。 |
◆キハ58 (Part2)
キハ28 | 3001(旧キハ585714、急行「かすが」用) |
5001, 5002(旧キハ58400番代、快速「みえ」用) | |
5101(旧キハ581100番代、快速「みえ」用、モデルチェンジ車) | |
5714(旧キハ58400番代、急行「かすが」用) | |
準備中につき、暫くお待ち下さい。 |
◆キハ58 (Part3)
キハ58 | 5501〜5516(旧キハ58400番代、ロングシート改造車) |
6001〜6003(旧キハ58400番代、急行「たかやま」用) | |
7201〜7212(旧キハ58400番代、リクライニングシート改造車) | |
準備中につき、暫くお待ち下さい。 |
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キハ58 5510(神ヒメ) 寺前駅、1994年 9月27日 <車両履歴> キハ58 430 (1963年/新製) ↓ キハ58 5510 (1992年/改造) ↓ −−− (1999年/廃車) |
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