キハ66系
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◆キハ66
 キハ66 1〜15(便所付き)
 北九州地区の老朽化した一般形気動車(キハ17系など)の置換用としてキハ67形とともに製造された急行・近郊兼用の気動車で、1975(昭和50)年に新潟鉄工所、富士重工業で15両製造された。出入口はキハ45形と同様に2カ所設けられているが、座席は転換式クロスシートで出入口付近の一部はロングシートとなっており、後位側には便所が設けられている。屋根上には集中型冷房装置(AU75)と機関冷却装置が搭載されている(最近は機関の換装により屋根上の装置類が撤去されている車両もある)。機関はキハ65形で使用されたDML30HSEを改良したDML30HSH(440PS/1600rpm)を1台搭載し(最近はキハ200形と同じDMF13HZAに換装した車両もある)、台車はDT43(TR226)を使用している。直方に新製配置されて 1980(昭和55)年までは急行に使用されたこともあったが、現在はキハ67形とともに筑豊篠栗鉄道事業部に配置され北九州地区で使用されている。

キハ66  10
キハ66 10(本カタ
直方気動車区、1994年 5月 4日

 <車両履歴>
  キハ66 10 (1975年/新製)



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◆キハ67
 キハ67 1〜15(便所なし)
 北九州地区の老朽化した一般形気動車(キハ17系など)の置換用としてキハ66形とともに製造された急行・近郊兼用の気動車で、1975(昭和50)年に新潟鉄工所、富士重工業で15両製造された。出入口はキハ45形と同様に2カ所設けられているが、座席は転換式クロスシートで出入口付近の一部はロングシートとなっている。キハ66形と連結して使用されるため便所は設けられていないが、屋根上には集中型冷房装置(AU75)と機関冷却装置のほかに電源装置用の冷却装置が搭載されている(最近は電源装置と冷却装置の交換により屋根上の装置類が撤去されている車両もある)。機関はキハ65形で使用されたDML30HSEを改良したDML30HSH(440PS/1600rpm)を1台搭載し(最近はキハ200形と同じDMF13HZAに換装した車両もある)、台車はDT43(TR226)を使用している。直方に新製配置されて 1980(昭和55)年までは急行に使用されたこともあったが、現在はキハ66形とともに筑豊篠栗鉄道事業部に配置され北九州地区で使用されている。

キハ67 6
キハ67 6(本カタ
直方気動車区、1994年 5月 4日

 <車両履歴>
  キハ67 6 (1975年/新製)


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