荷物車 (Part2-2)

マニ36形 0番代
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◆元スロハ31形グループ
 マニ36 2001, 2002, 73〜77(2000番代は電気暖房付)
 スハ50形(スロハ31形の格下げ車)を荷物車に改造したグループで、1966〜1967(昭和41〜42)年に土崎工で7両が改造された。種車スロハ31形は700mm幅(旧2等室)または600mm幅(旧3等室)の狭窓であったが、荷物車化に際して700mm幅に統一されておりスロハ32形改造のグループと同じ窓配置となっている。



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◆元スロハ32形グループ
 マニ36 2013〜2019, 78, 79, 2080, 2081, 82(2000番代は電気暖房付)
 スハ50形100番代スロハ32形の格下げ車)を荷物車に改造したグループで、1966(昭和41)年に土崎、多度津工で12両が改造された。種車スロハ32形は1200mm幅(旧2等室)または1000mm幅(旧3等室)の広窓であったが、荷物車化に際して700mm幅の狭窓に改造されているためスロハ31形改造のグループと同じ窓配置となっている。なお、写真のマニ36 2018はスロハ32 67時代に御料車14号が新製されるまでの間 皇太子専用車として使用されていた車両である。

マニ36 2018
マニ36 2018(四コチ
後免駅、1986年 2月28日

 <車両履歴>
  スロハ31616(1941年/新製)
    ↓
  スロハ32 67(1941年/改番)
    ↓
  スハ50 119 (1965年/格下げ)
    ↓
  マニ36 2018(1966年/改造)



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◆元スロ34形グループ
 マニ36 2003, 54(2000番代は電気暖房付)
 スハ52形(スロ34形の格下げ車)を荷物車に改造したグループで、1966(昭和41)年に多度津工で2両が改造された。オロ35形改造のグループと同様に2等車時代の名残が見られる狭窓が並んだ窓配置となっている。



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◆元オロ35形グループ
 マニ36 47, 49〜53(旧オロ35)
2027, 2029〜2036, 2041, 2043〜2046, 2048(旧スロ43、電気暖房付)
2037〜2040(旧スロフ43、電気暖房付)
2088, 2089, 2094(旧スハ54、電気暖房付)
2004〜2009, 10, 2011, 12, 28, 42, 83〜87(旧オハ53、2000番代は電気暖房付)
 オロ35形スロ43形(オロ35形の電気暖房付)、スロフ43形(スロ43形の車掌室付)、オハ53形(オロ35形の格下げ車)またはスハ54形(スロ43形の格下げ車)を荷物車に改造したグループで、1966〜67(昭和41〜42)年に土崎、幡生、多度津工で44両が改造された。経歴が多岐に渡っているため複雑になっているが、いずれも車両も2等車時代の名残が見られる窓配置となっている。オロ35形、スロ43形、スロフ43形時代に近代化改造を施工している車両はTR23DまたはTR23E台車を使用しており、一部の車両は側窓がアルミサッシに更新されている。

マニ36 2045
マニ36 2045(名ナコ
永和駅、1985年 8月25日

 <車両履歴>
  スロ30902 (19--年/新製)
    ↓
  オロ35 53 (1941年/改番)
    ↓
  スロ43 2053(19--年/改番)
    ↓
  マニ36 2045(1967年/改造)
マニ36 2088
マニ36 2088(仙フク
北上操車場跡地、1989年 5月 7日

 <車両履歴>
  スロ30869 (19--年/新製)
    ↓
  オロ35 20 (1941年/改番)
    ↓
  スロ43 2020(19--年/電暖化)
    ↓
  スハ54 2020(1965年/格下げ)
    ↓
  マニ36 2088(1967年/改造)



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◆元オロ36形グループ
 マニ36 2020, 2055〜2057, 90, 2091(2000番代は電気暖房付)
 オハ55 形100番代オロ36形の格下げ車)を荷物車に改造したグループで、1966〜1967(昭和41〜42)年に土崎、多度津工で6両が改造された。種車オロ36形は1300mm幅の広窓であったが、荷物車化に際して700mm幅の狭窓に改造されており、オロ40形改造のグループとほとんど同じ窓配置となっている。



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◆元オロ40形グループ
 マニ36 59, 60(旧オロ40、丸屋根形)
62, 63, 2066〜2072(旧オロ40、半切妻形、2000番代は電気暖房付)
2021〜2026, 2058, 92, 93(旧オハ55、丸屋根形、2000番代は電気暖房付)
2061, 2064, 2065, 2095〜2097(旧オハ55、半切妻形、電気暖房付)
 オロ40形またはオハ55形オロ40形の格下げ車)を荷物車に改造したグループで、1966〜67(昭和41〜42)年に土崎、幡生、多度津工で26両が改造された。車体形状は種車の関係で1940〜1941(昭和15〜16)年製のオハ40 1〜23を改造した車両は張上げ屋根(丸屋根形)、1942(昭和17)年製のオハ40 24〜37を改造した車両は丸屋根形となっている。戦後製のオハ40 38〜82を改造した車両は半切妻形(折妻端狭形)となっているが、台車は戦前製改造車と同様にTR23を使用しており(種車の一部はTR34台車付であったようである)、TR34台車を使用している車両はマニ36 200番代となって区別されている。

マニ36 2072
マニ36 2072(仙フク
北上操車場跡地、1989年 5月 7日

 <車両履歴>
  オロ40 67 (1946年/新製)
    ↓
  オロ40 2067(19--年/電暖化)
    ↓
  マニ36 2072(1966年/改造)



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◆元スハ32形グループ
 マニ36 98, 2099〜2101, 102〜111, 2112〜2157(2000番代は電気暖房付)
 スハ32形を荷物車に改造したグループで、1970〜75(昭和45〜50)年に土崎、盛岡、大宮、長野、松任、幡生、多度津、小倉、鹿児島工で60両が改造された。このグループは車掌室窓が400mm幅と小さくなっているが、松任工で改造した車両は車掌室窓が700mm幅と大きくなっている。

マニ36 2131
マニ36 2131(名マイ
米原客貨車区、1985年 8月--日

 <車両履歴>
  スハ32850 (1934年/新製)
    ↓
  スハ32 189 (1941年/改番)
    ↓
  スハ32 2189(19--年/電暖化)
    ↓
  マニ36 2131(1974年/改造)
マニ36 2124
マニ36 2124(北オク
大宮操車場跡地、1988年12月 4日

 <車両履歴>
  スハ32893 (1936年/新製)
    ↓
  スハ32 230 (1941年/改番)
    ↓
  スハ32 2230(19--年/電暖化)
    ↓
  マニ36 2124(1973年/改造)


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