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DD90 1
鹿島鉄道 DD90 1(旧国鉄 DD42 1)  常陸小川駅、2000年 1月 7日
DD42形(DD42 1)
 1956(昭和31)年に日本車輌でDL900として試作製造された900PS級の液体式ディーゼル機関車で、1957(昭和32)年に国鉄へ貸し出され DD42 1として入線した。車体は丸みを帯びた独特のセンターキャブ方式で、両側のボンネット内部には機関 DMH36S(450PS/1,500rpm)と液体変速機 DS1.2/1.35(後のDD13形で採用された)がそれぞれ2台搭載されている。名古屋地区の入換用として試用されたが、1958(昭和33)年に日本車輌へ返却され形式消滅した。その後 常総筑波鉄道(後の関東鉄道常総線)が購入して DD90 1となり、関東鉄道鉾田線(後の鹿島鉄道)へ転属し 航空自衛隊百里基地の航空機燃料輸送に使用された。1988(昭和63)年に廃車となったが、現在は鹿島鉄道 常陸小川駅に保存されている。


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