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サハ455-6
サハ455-6(金サワ  福井駅、1986年 8月 3日
サハ455形(サハ455-1〜8)
 中間に組み込まれたクハ455形を北陸本線の快速「こいじ」増発用に転用するために登場した455系交直流電車の付随車(T)で、1971(昭和46)年に川崎重工業、近畿車輌で8両が製造された。先に登場したクハ455形を中間車とした車体構造で(定員84名)、編成中の電源容量確保のため床下に110kVAのMH128-DM85 電動発電機(MG)が取り付けられている。冷房装置は新製当初から分散形のAU13Eが5台取り付けられており、他の455系新製冷房車と同様に出入台部分の通風機が省略されている。台車はTR69Bを使用している。金沢に新製配置されて北陸地区の急行「立山」「ゆのくに」などで使用され、一部の車両は一時勝田へ転属して常磐線の急行「ときわ」などでも使用されたが、1986・1988(昭和61・63)年に2両がクハ455形700番代に改造された。現在は残った4両が金沢に在籍し、北陸本線敦賀〜泊間で使用されている。


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